1. HOME
  2. 症例一覧

症例一覧

頸椎の主な症例

頸椎捻挫

頸椎捻挫

頸部に外的な過度の力が急激に加えられたことによって、頸椎の関節が可動域以上の運動を強制された場合、頸椎の配列は一応正常に戻ったものの、靭帯や関節包の一部が損傷を受けた状態をいう。靭帯の一部が断裂した軽度のものから、靭帯が完全断裂した重度のものまでさまざまであるが、ムチウチ症もこの範囲にはいる。

寝違い

この原因は頸の筋肉の疲労にある。筋肉は過度に伸展すると、このあと急速に収縮しようとする。披露や深い飲酒のあとで、落枕など不自然な姿勢で頸の筋肉を引き伸ばし、冷気など加わった状態で急に首を動かそうとしたとき等に起こり、筋肉や筋膜を傷める。

肩関節の主な症例

肩腱板炎

肩腱板炎

インナーマッスルと呼ばれる諸筋の腱部で構成される肩腱板はタックルや転倒などにより直接肩を強打したり(直接外力)、投球などにより肩関節にねじれや牽引力が働いたり(介達外力)した場合に損傷を受ける。高齢者で腱の変性が強いものは外傷の自覚がなくとも、僅かな外力により発症することもある。
外転運動や回旋の制限が続発し、肩部周辺に炎症がびまん的に拡がると、五十肩の症状を呈するに至る。

上腕二頭筋健炎

上腕二頭筋長頭の腱はラケット競技、野球、体操などの肩の外転を強制される運動によって摩耗したり、溝の形成不全のために腱が脱臼または亜脱臼を繰り返して摩耗したり、腱の周囲の滑膜が炎症を起こす。
主に肩関節前面に疼痛が生ずるケースが多く、また、夜間痛がひどく局所に圧痛が認められる。

ひじ関節の主な症例

外側上顆炎

外側上顆炎

代表的な症状としてゴルフ肘がある。テイクバックからインパクトにかけて打ち込み、ダフリや力むことで肘に負担がかかりこの部に炎症を起こすのである。
ゴルフだけでなくテニスにおいてもフォアハンドで手関節を繰り返し掌屈したり、強い打球を受ける衝撃が、度重なると、内側上顆に炎症が起こるためフォアハンドテニス肘とも呼ばれる。上腕骨内側上顆炎の症状の特徴は、ゴルフのプレイ、テニスの場合はフォアハンドで打球を受けた時、タオルを絞る時などに、しびれをともなう激痛が走る。

靭帯損傷

転倒や落下などで肘間接を伸展して手を付いた場合、肘関節に強力な外反力がかかり、内側側副靭帯が種々の程度に損傷される。
重症の場合は肘関節の動揺性が増強して、不安感のために競技などに支障を来たす。
靭帯のみの傷害の場合はX線検査では異常は認めないが、とくに年少者の場合は上腕骨内側上顆の骨端核に異常を認めることがあるので、X線写真を参考に慎重を期する必要がある。

手関節の主な症例

ドケルバン症候群

ドケルバン症候群

スポーツ活動(ラケット動作、カヌーを漕ぐなど)によって手首の母指側に腫脹、発赤、疼痛(自発痛、運動痛、圧痛)、時に硬結(しこり)に触れるといった症状がみられる。これは狭窄性腱鞘炎で、一般に女性に多く発祥し、特徴的なことは、手関節を小指側に届曲(尺届)、母指を内転(手掌に近づける)すると痛みが増強することである。

腱鞘炎

腱をさや状に取り巻く膜(腱鞘)におこる炎症で、圧痛があり、種々の知覚、運動障害がおこる。腱鞘内腔に化膿菌が侵入した場合やひょう疽から二次的に炎症が波及した場合を化膿性腱鞘炎という。 腱、腱鞘間の滑動の傷害されるものとして、ドケルバン狭窄性腱鞘炎とバネ指aがある。バネ指は指節関節の運動機能障害を主徴するもので、母、中、環指によく起こる。指屈筋腱の腱鞘入り口部における肥厚と腱鞘による絞扼が主な変化であり、一般的に機能的疲労が原因と考えられている。

腰椎・股関節の主な症例

腰椎分離すべり症

腰椎分離すべり症

腰椎の後方に弓状に出ている椎弓の上関節突起と下関節突起との間の骨の連絡が切れた状態で、脊髄神経の後枝(細い神経の枝)が刺激されて腰部に重だるい感じが発症する。しかし、分離があっても約80%は腰の痛み等の症状が出ず、痛みや腰のだるさは夕方や運動後などの筋肉の過労等に発現する。
さらに椎間板の変性を伴うと分離のある背骨が前方へすべりだし、腰仙部の痛みや背屈制限にとどまらず、下肢の疼痛、無力感、歩行力の低下を訴えるようになる。

腰椎ヘルニア

脊椎の椎体の間を結合する繊維性の軟部組織である椎間板内部の髄核が正しい位置を逸脱して飛び出し、腰椎の背髄神経の太い枝である前肢が圧迫されて痛みがでる症状を腰椎椎間板ヘルニアという。
症状として腰痛と座骨神経痛があり、患側の下肢や足に痺れ感、筋力低下、筋肉萎縮が起こる。
痛みはほぼ持続的に継続し、体を前屈したり、下肢を伸展位で拳上すると鋭い痛みが走り、無意識的に神経の刺激を避けるように腰の下方で側方に曲がる(座骨神経側弯)。

ひざ関節の主な症例

内外側副靭帯損傷

内外側副靭帯損傷

内測測副靭帯(MCL)は、スポーツや職業により大腿に対して下腿の外反、外旋を強制される強力な力が働くと損傷を来す。
膝を臨床的に検査しても不安定性は示さないが靭帯を伸ばすと痛みを生じる。
外側測副靭帯(LCL)は膝を内反するような内側部の打撲やオートバイ事故などによって傷害される。

前十字靭帯損傷

前十字靭帯は膝関節の伸展位付近の安定性に重要な動きをしている。これが損傷されると”ガクッとする””はずれる””力が抜ける”などの表現で体重を支えて踏ん張る動作に不安を訴える。
損傷メカニズムとしては、
①膝外反。内側測副靭帯断裂に引き続き、前十字靭帯が損傷する場合と、外反捻挫を繰り返して二次的な損傷する場合 
②前方からの力で過伸展 
③後方からの下腿、脛骨への衝撃による。

足関節の主な症例

捻挫

捻挫

足関節捻挫は外力の作用で距関節の正常な運動範囲を超える運動の場合に起こる関節損傷である。
足首の外側靭帯(前距腓、踵腓、後距腓)の捻挫は、足首の捻挫でも最もよくみられるものであり、通常の足首の捻挫全体の約86%に上るとみられ、そのなかでも前距腓靭帯の損傷が一般的である。

アキレス腱炎

思春期を過ぎるとアキレス腱の老化が始まると言われ、また使いすぎにより硬くなり、激しい運動で小さな断裂が生じる踵骨のアラインメント異常によってもアキレス腱部に炎症を起こす。
バスケットボールや体操のように、跳んだり、跳んで着地する運動競技を行う選手、下腿を蹴られる率の高いサッカー選手などに好発し、ハイヒールを履いている女性にも多発する傾向がある。
アキレス腱を伸ばすと痛みが出るので、歩行するだけでも痛みが走り、患部はかなり熱をもっている。

   

ページトップ