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キネシオテーピング法にみる日本の治療業界

2016年07月28日

04皆さんは「キネシオテープ」と聞いて何を連想しますか?

アメリカ製? 発明したのは? どうやって巻くの?ってくらいですかね?

実はキネシオテープやキネシオテーピング法を考えたのは日本人「加瀬 建造D.C.」です。ドクター・オブ・カイロプラクティックといって「アメリカのカイロドクター」の資格を持つ、ソフトモヒカンの日本人おじいちゃんです。

ですので、もちろん日本製がスタートでしたが、現在はアメリカ製のものと両方ありますし、医療用にはアメリカでどんどん開発が進んでいます。

あと、「どうやって巻くの?」ってよく質問されますが、正解は「貼る」というより「置いてから貼る」くらいな感じになります。

そのキネシオテーピング法は、病院のリハビリの先生(PT:理学療法士)の「臨床発表会」でも、その発表会の半数以上がキネシオテーピング法のようなものだったりするそうですが、おそらくPT(理学療法士)さんも養成学校ではほとんど授業では教わっていないのが現状ではないでしょうか?

もちろん、我々「柔道整復師」も養成学校の中のカリキュラムに「キネシオテーピング法」は存在せず、自分で卒業後に費用を出して、オフィシャルの講座を経て「公認指導員」となったので、接骨の先生だからちゃんと貼ってくれるとかPT(理学療法士)さんだからちゃんと貼ってくれるというわけでもありません。

それなのに、なぜ理学療法士さんの臨床発表でキネシオテーピングが続々発表されるのでしょうか?それは、カイロ技術のようなものを発表する場ではないので、カイロや整体の技術を発表するわけにはいきません。

かといって、ホワイトテープやトレーナー協会などが使っている伸縮性包帯のようなテープでは、キネシオテープのような作用は得られない。だからキネシオテープを使った症例を紹介するしかないのです。

でも、医療現場といえばトレーナー協会と同じようにホワイトテープや伸縮包帯のようなテープがメインだったハズ。

ここがポイントで、日本のトレーナー協会もPTさんとドクターなど西洋医学会は「キネシオテープ」という日本人が開発したテープだけでなく、そのテープの使い方まで開発してきた「キネシオテーピング協会」という独立した団体も、両方認めることはできず、たまらず無視し続けてきました。

けれど、一番効果が出ているのがキネシオテーピング法であり、避けて通れないので実際の臨床現場では多く使われているということになります。

ここまで説明すると分かってもらえた方も多いとは思いますが、「日本の西洋医学による医療=キネシオテーピング以外のテーピング」なのです。

対して、アメリカなどは「いいものは良い」という発想があり、加瀬建造氏の一連の治療法を「ドクター加瀬セラピー」などと崇拝する動きさえあるのです。

最近アメリカなど海外では、医療用の滅菌キネシオテープまで作られているようで、日本には「キネシオテーピング協会アメリカ」から輸入するようになるのでは?と思われます。

何か他の業界とかでも、よく聞く話ではないでしょうか?

今日も、私は「柔道選手」の膝にテーピングをしました。先日までの腫れも痛みも軽減していましたが、反対側の膝も違和感があったり、明日からまた合宿なので、メンテも含めての施術でした。

痛みに苦しむ人が居る限り、それらに役立つ「キネシオテーピング法」の良さを皆さんにお伝えしていきたいと思います。これからも、テーピング共々よろしくお願いします。

 

   

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