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接(整)骨院の白紙委任状問題

2015年05月11日

3月25日放送、フジテレビ スーパーニュースの中で「接骨院の白紙委任問題」が取り上げられていたそうです。

この問題というのは、初回の来院時に通院回数や請求内容が印刷されていない「白紙用紙」に患者様のサインを頂くのは違法!という問題です。

分かり易くいうと「通院回数の水増しなど改ざんの温床」なので、月末に最終的な請求内容を印刷し、その状態で患者様にサインをもらえ!ということです。接骨院側の言い分を言わせてもらうと、通院中のかたはいいですが、二度と来ないかたのサインをもらえるわけがない!だから「それができないので仕方なく」なのです。

本当は業界人(せっかく3年間も勉強して国家資格を取得した者)としてこの問題より大きいのは、来院者の大半が慢性疾患である「肩こり、腰痛、肩やヒザ痛」なのに「柔道整復師法」では「急性疾患(いわゆるケガ)」にだけ健康保険が使用できる。逆に言えば、慢性疾患には健康保険を使うと違法になる!この点の方が大問題なのだ!

そういった「現行の柔道整復師法の不備」はたくさんあり、法令順守しながら経営しようとすればするほど矛盾点が発生してくるのです。

とはいえ、へっちゃらで健康保険でマッサージして保険請求をドンドンやっている接骨院も多く居るので、ここ数年「接骨院のシェア拡大」が起こり、開業医にも影響が出始めたりしているのでしょう。

ここ2~3年くらい、医師会も事の重大さに気付き、「接骨院対策」ともいえる策を講じているので、こういったキー局のメジャーな報道番組にもドンドン取り上げられることでしょう。

それに、最近は国会議員にも働きかけて国会質問などでも議論される機会も出ています。

当院は「現行の柔道整復師法」だと健康保険は「コンプライアンス厳守」だと不備だらけで使えないので、健康保険の使用だけ自粛中!!このまま健康保険は使わずに過ごすことになるのかも知れません。

早く現状に合った法改正をして頂き、胸を張って「当院は正しく健康保険を使っています!」と健康保険使用を再開できるようにして欲しいものです。

交通事故の自賠責保険を使用しての「むち打ち症治療」などは可能ですので、遠慮なく相談ください。

   

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